月別アーカイブ: 2014年9月

立命館大学がユドヨノ大統領に名誉博士号贈呈

立命館大学がユドヨノ大統領に名誉博士号贈呈

立命館大学(本部・京都市中京区)は9月29日、インドネシアを経済発展させ、社会の安定と発展に尽力したことで、人類の平和と民主主義の発展に大きな功績があったとして、ユドヨノ大統領に名誉博士号を贈った。

大統領がその後の記念講演で、民主主義と経済成長、イスラムとの関係の両立について、インドネシアの経験を紹介した。朱雀キャンパス(京都市中京区)での贈呈式では川口清史学長が「スマトラ沖地震、インド洋大津波からの復興、アチェ地域の和平合意や経済危機の克服など、幾多の困難な課題に対してリーダーシップを発揮し、新しく強いインドネシア、世界がその潜在的な可能性に注目する国家を築かれてきた」と称え、ユドヨノ氏に学位記と勲章を贈った。

贈呈式には日本インドネシア協会会長の福田康夫元首相、鹿取克章前駐インドネシア日本大使、立命館大学を中心とするインドネシア留学生ら約400人が出席した。

「特定米穀」14年産供給量が増加見込みで一段安

「特定米穀」 14年産供給量が増加見込みで一段安

米菓や味噌の原料に使うコメの「特定米穀」が一段と値下がりしている。2012年産の価格高騰で需要が減退した影響が尾を引いているうえ、14年産は供給量が増加するとの見通しが出ているためだ。輸入米から原料を切り替える動きも一部で出ているが、価格を押し上げるほどではない。

特定米穀は主食用に向かない粒の小さいコメを指す。13年産の特定米穀の取引価格は現在1㌔45円前後(無選別品)。1年前の出回り始めは90円程度だったが、ほぼ半値に落ち込んだ。12年産の主食用米が高値となった時に発生した、外食店などの代替需要が一巡したのに加え、米菓メーカーなどが輸入米の使用比率を高めたことも影響している。

ミニストップが初のアルコール飲める店舗開設

ミニストップが初のアルコール飲める店舗開設

コンビニエンスストア大手のミニストップは9月29日、輸入ワインやビール、カフェメニューなどを揃えた食料品店「Cisca(シスカ)日本橋本町店」を東京都中央区に開設する。イートインコーナー併設し、同社の店舗では初めて店内でアルコールを飲めるようにする。年内にはさらに数店舗出し、多店舗展開していく計画だ。この新しい業態の店舗の売り場面積は約90平方㍍と通常のコンビニよりも狭いが、イートインコーナーを17席設けている。平日は午前7時から午後10時まで。商品数は1200品目で、コンビニの4割程度となるが、約200品目は輸入ワインやビールなどでアルコール類を充実させる。

14地銀がベトナム高速道に初の協調融資 NEXI

14地銀がベトナム高速道に初の協調融資 NEXI

独立行政法人日本貿易保険(NEXI)は9月29日、地方銀行14行を含む日本の金融機関17行によるベトナム向け協調融資に対する融資保険の引き受けを決めたと発表した。本件は三菱東京UFJ銀行の案件組成によるもので、融資総額5億1000万米㌦のうち、14の地方銀行が合わせて3億800万米㌦を融資する。

国内の地方銀行が協調融資する海外のインフラ案件として過去最大規模となる。融資先はベトナムの官民が出資する特別目的会社、Cam Lo-Tuy Loan BT Investment Co.,Ltd。これはベトナム~ラオス~タイ~ミャンマーを結ぶ高速道路のうち、ベトナム中部の港湾都市ダナンを通る約80㌔㍍の高速道路建設の所要資金に充てられる。

サークルKサンクスが新スタイルの調理麺を発売

サークルKサンクスが新スタイルの調理麺を発売

サークルKサンクスは9月30日から、新スタイルの調理麺「レンジでスチーム」シリーズを発売する。新採用の特殊な容器に麺や野菜が入っており、電子レンジで温めて生野菜から出る水分でスチーム調理ができる。簡単調理で時間短縮にもなる。「1日1/3野菜のちゃんぽん」「野菜100gのピリ辛チゲうどん」など2~4品目を発売し、価格は450円(消費税込み)。今後順次シリーズを拡充していく。

コロワイドHDがレインズを完全子会社化

コロワイドHDが レインズを完全子会社化

コロワイドホールディングス(HD)(横浜市西区)は、焼肉店「牛角」を運営するレインズインターナショナル(横浜市西区)の株式を2015年2月16日付で追加取得し、完全子会社化する。現在は約67%保有しており、残りの株式をファンドや創業者から買い取る。取得額は非公表としている。コロワイドは、苦戦している居酒屋事業を補うためレストラン事業を強化しており、レインズとの連携を深める。

インドネシア次期政権への政策提言チーム新設 JJC

インドネシア次期政権への政策提言チーム新設   JJC

ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)は9月25日、定例の9月度理事会を開き、インドネシア次期政権に対して政策提言チームを新設し、対話の場を設けることなどを決めた。また産業用電力の料金の値上げ問題については、5商工会議所が連携して経済担当調整大臣府に提言書を提出した。

新設した政策提言チームは金融、インフラ、人材育成などに絞り提言する予定。提言先は次期政権発足後、臨機応変に対応していく、とりわけ注目されるのは金融面への技術強力で、日本政府機関とともにインドネシアの金融市場の発展に貢献するとしている点だ。財源不足で頓挫することが多かった、インフラを整備するうえで原資となる金融面からも全面的にバックアップしていく-としている。

産業用電力の値上げについては米国、欧州、カナダ、韓国と計5商工会議所が連携し、9月16日に経済担当調整大臣府のモンティ副大臣に提言書を提出した。この中で電力料金の値上げする期間を延ばすことや、電力品質の向上を求めたほか、省電力活動を実施することで租税回避できる刺激策などの提案も盛り込んだ。

なお、9月のJJC法人部会への入会は19社、2社退会して合計578社、個人部会は前月比33人プラスで3391人となった。

生産調整の対象外で高級酒用の酒米の増産傾向明確に

生産調整の対象外で高級酒用の酒米の増産傾向明確に

全国で純米吟醸酒など高級日本酒の原料となる酒米(酒造好適米)の生産が増えている。高級酒の販売が好調な酒造会社が購入量を増やしているため、出荷量は2010年を底に増加に転じ、14年も伸びる見通しだ。14年度から酒米の増産分は生産調整(減反)の対象外となったのも追い風となっている。生産量も供給過剰が続く主食用米から、当該生産者も酒米に生産の軸足を移し始めた。

代表的な酒米「山田錦」の生産量で全国の7割を占める兵庫県。作付けしやすくなった今年は1万9000~2万㌧と、昨年より最大17%増える見通しだ。山口県では今年14カ所で酒米の試験栽培が進められている。岩国市の山口東農業協同組合は山田錦や県独自の「西都の雫(しずく)」を栽培中だ。同県のJAグループは今年の収穫量を昨年比3割増の320㌧と見込んでいる。京都府でも府内産の「祝」の生産が増加。収穫量は5割増の418㌧になる見通しだ。

農林水産省によると、酒米の検査数量は6万5000㌧だった2010年を底に増加に転じている。13年は7万5000㌧、そして14年産はさらに増えるとの見方が強い。

養殖ブリ 入荷量少なく卸値2割高 東京・築地

養殖ブリ 入荷量3~4割少なく卸値2割高 東京・築地

養殖ブリ(ハマチ)の高値が続いている。東京・築地市場への入荷量は前年同期に比べ3~4割少なく、卸値は1㌔当たり950~1000円と同2割高い。昨春、養殖池に入れた稚魚の量が少なかったためだ。2年前に高値による需要減少や天然物の増加で卸値が下がったのを受け、池に入れる稚魚の量を減らす動きが広がったことが背景にある。

ブリは養殖物が生産量の6割程度を占めるが、近年は天然物の水揚げも多い。養殖ブリは春に日本近海で稚魚を漁獲し、池に入れて1年半程度育てて出荷する。