土壌の湿潤度を遠隔監視 大起理化工業が測定器開発

土壌の湿潤度を遠隔監視 大起理化工業が測定器開発

大起理化工業(埼玉県鴻巣市)は、土壌の湿潤度を遠隔監視するための無線機能を搭載したコンパクト測定器「オールインワンテンシオメータ」を開発した。無線方式はブルートゥースとジグビー対応式で2機種に分かれ、ジグビー式は別途用意した太陽光パネル搭載の基地局を通じたインターネット接続による監視が可能。基地局へは最大で20台の同湿潤計を接続できる。2015年6月の発売予定で、価格は湿潤計1台で7万円(税抜き)から。初年度1000台の販売を見込む。基地局の価格は100万円を予定。農業での土壌湿潤度や鶏舎地における土砂崩れ危険度の監視などに利用する。