水田に太陽光設備併設 事業化視野に佐賀市で実証実験

水田に太陽光設備併設  事業化視野に佐賀市で実証実験

福永博建築研究所(福岡市中央区)は4月、佐賀市三瀬地区でコメと電気の”二毛作”実証実験を始める。農地の地上約3㍍の空間に太陽光発電システムのパネルを約60枚設置して発電する。パネルの角度や隙間を調整し、最低限の日照時間を確保する。コメなどの作物の生育は妨げない。同様の実験は全国でも珍しい。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の共同実証実験は広さ約1400平方㍍の農地で行う。