EPAの看護師・介護士候補者の日本語研修・朗読会

EPAの看護師・介護士候補者の日本語研修・朗読会
 国際交流基金は2月22日、南ジャカルタ・スレンセンサワの教育文化省語学教育研修センターで、日本・インドネシア経済連携協定(EPA)による看護師・介護福祉士候補者第7期生が参加する日本語朗読会を開いた。6カ月間にわたる日本語研修が始まってから約3カ月。ゼロから日本語を学び始めた候補者も短期集中訓練の成果を発揮、生命の尊さを描いた物語を朗読した。じゃかるた新聞が報じた。
 昨年11月から研修を開始した計10クラスの189人が参加。コンテスト形式で三つの物語ごとにクラスを振り分け、1クラスずつ発表する。全員が担当箇所を暗記し、1人ずつ交代で朗読するため、チームワークも問われる。
 課題図書は「100万回生きたねこ」「葉っぱのフレディ」「スーホの白い馬」の3点で、いずれも生命をテーマにした作品だ。どの作品も長文の描写や会話があり、参加者は発音や抑揚に苦労しながらも、大きな声で明確な朗読に努めていた。