船井電機 タイでFOMM向けEV部品生産へ 新事業開拓

船井電気 タイでFOMM向けEV部品生産へ 新事業開拓

船井電機は、タイで今秋にも電気自動車(EV)の部品生産を開始する計画だ。2017年11月に資本提携したEVベンチャーFOMM(川崎市)向けに供給する。
子会社の船井(タイランド)が、東北部ナコンラチャシマで運営する液晶テレビの製造工場で、FOMM向けにEVの内装用の樹脂成形部品を製造する。
船井電機は事業の多角化を進めており、主力事業のAV(音響・映像)機器の製造技術を生かした新事業の開拓を進める。FOMMは4人乗りの小型EVを開発。タイ東部チョンブリ県の工場で2018年末に量産を開始する見通しだ。同工場の生産能力は最大3万台。
NNAが報じた。