近畿14年申告所得額3年ぶりに減少 大阪国税局

近畿14年申告所得額3年ぶりに減少 大阪国税局

大阪国税局は5月29日、近畿2府4県の2014年分の確定申告状況を発表した。申告所得額は前年比3.1%減の5兆4814億円と3年ぶりに減少に転じた。このうち株式などの譲渡所得は前年比56.7%減の3242億円だった。この点、同局は「昨年、株式譲渡所得の軽減税率が廃止された影響」としている。
一方、個人事業者の消費税の納税申告額は、昨年4月の消費増税の影響で同39.3%増の897億円と9年ぶりに増加した。