ベトナムの子供に物資・支援金 大垣市のボランティア

ベトナムの子供に物資・支援金 大垣市のボランティア

 ベトナムの貧しい子供への支援活動を続けている岐阜県大垣市のボランティア団体「翠耀(すいよう)会」のメンバーが、今年もホーチミン市を訪れ、文具や生活物資、支援金を贈った。2000年から始まった活動は2015年には15周年を迎える。吉川勝会長は「県内のボランティアなど支援の輪が広がっている」という。

 翠耀会結成当時の校長が、過去にホーチミン市の日本人学校長を務めていたことで、現地の貧しい子供たちの実情を知り支援を始めた。ホーチミン市の非政府組織「ストリートチルドレン友の会(FFSC)」と連携し、物資や支援金を贈ったり、親から見捨てられた子供の自立支援を続けてきた。

 近年ベトナム経済の急成長ぶりが報道されているが、豊かになっているのは、まだ一部の階層だけだという。朝日新聞デジタルが報じた。