農研機構 土壌病害に強い台木用トウガラシ新品種を育成

農研機構 土壌病害に強い台木用トウガラシ新品種を育成

農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、土壌病害に高い抵抗性を持つ台木用トウガラシ新品種「L 4台パワー」「台ちから」を育成した。L4台パワーはパプリカ、台ちからは酒の肴(さかな)に使われる甘長トウガラシの接ぎ木苗に主に用いる。ピーマンやトウガラシ栽培では青枯れ病や、土壌伝染で枯死する疫病の発生が問題になっている。台木用の新品種を使えば接ぎ木栽培の苗を安定生産でき、パプリカや甘長トウガラシの国産化率向上につながるとしている。