弥生時代の集落近くに水田、墓地 高槻・安満遺跡

弥生時代の集落近くに水田、墓地    高槻・安満遺跡

大阪府高槻市教育委員会は6月19日、弥生時代の環濠集落「安満遺跡」(同市八丁畷町)で、弥生前期(約2500年前)の大規模な水田跡(約9000平方㍍)と遺体の埋葬に用いたとみられる土器棺や木棺墓跡が見つかったと発表した。
以前の調査で建物跡が見つかっており、広大な水田跡が一体となって確認されたのは珍しいという。遺跡公園の予定地1万5000平方㍍を発掘調査。東西約90㍍、南北約100㍍で水田跡を確認した。あぜ(幅約20㌢、高さ約5㌢)で、10~65平方㍍の長方形に区切られていた。