大口顧客の解約で関電、今冬は他社から融通受けず

大口顧客の解約で関電、今冬は他社から融通受けず

関西電力は10月9日、今冬の電力需給の見通しを発表した。保有原発がすべて停止したままでも、他社から電力の融通を受けずに安定供給できるとの想定だ。
電力料金の再値上げを背景に、企業など大口顧客が関電との契約を打ち切る動きが止まらないうえ、節電の定着で需要が減少しているため。原発の稼働ゼロで、関電が他社の応援を受けずに、冬の安定供給を維持できるとしたのは、東日本大震災後初めてだ。
最大電力想定は、2014年度の想定より39万㌔㍗少ない2496万㌔㍗とした。14年度は中部電力、中国電力から約50万㌗の融通を受け、不足を補った。