関空 運営権売却 オリックス・仏バンシ連合に内定

関空 運営権売却 オリックス・仏バンシ連合に内定

新関西国際空港会社は関空と大阪国際(伊丹)空港の運営権売却の優先権交渉権をオリックスと仏空港運営大手バンシ・エアポートの企業連合に付与することを内定した。9月に締め切られた運営権売却の最終入札に応募したのは同連合のみ。国土交通省の承認を得て、2016年3月末に運営権が移管される。
新関西国際空港会社は今週開く取締役会でオリックス・バンシ連合を優先交渉権者に選ぶことを正式に決める。11月をめどに国交相の承認を得て、運営権売却の基本協定を結ぶ。運営権の総額は約2兆2000億円となる見込み。