天平の音色肌で感じて! 10/24から「正倉院展」

天平の音色肌で感じて! 10/24から「正倉院展

奈良・正倉院に伝わる宝物を紹介する「第67回正倉院展」の開会式が10月23日、奈良市の奈良国立博物館で開かれ、招待客約2600人が訪れた。一般公開は24日から11月9日までの17日間。
今回は初出展12件を含む宝物63件を展示。象牙や緑色に染めた鹿角などで作られた花文様がリズミカルに背面を飾る「紫檀木画槽琵琶(したんもくがそうのびわ)」や宝物リスト「国家珍宝帳」に記載された聖武天皇遺愛の「七条褐色紬袈裟(しちじょうかっしょくのつむぎのけさ)」、大ぶりのハスの花が目を引くフェルトの敷物「花せん」など、逸品が並ぶ。