万博公園でキツネの繁殖確認 里山の自然戻る?

万博公園でキツネの繁殖確認 里山の自然戻る?

万博記念公園(大阪府吹田市)の中に、大阪府下で絶滅が危惧されているキツネが繁殖していることが分かった。
大阪万博の後、苗木が植えられてから約40年が経過した2014年。大阪府で絶滅危惧1類に指定されるキツネの姿が確認され、府などが調査を続けていた。今年に入り、巣穴近くに設置したカメラに二匹の親と子ギツネとみられる一匹が初めて動画で撮影できたという。
万博の森ではオオタカが繁殖し、成長して巣立つ姿も確認されている。万博の開発、そして喧噪から40年、里山の自然が戻りつつあるのかも知れない。