太古の地球寒冷化は磁場の弱まりが影響 立命・神戸大G

太古の地球寒冷化は磁場の弱まりが影響 立命・神戸大G

立命館大学や神戸大学などの研究グループはこのほど、78万年前と107万年前に地球の寒冷化が進んだのは、地球の磁場が弱まり、降り注ぐ宇宙線が増えた影響だとする研究結果を英科学誌サイエンティフィックリポーツに発表した。
グループは、大阪湾の海底を掘削して採取された試料を分析した。その結果、現在の2倍の宇宙線が降り注いだとされる78万年前と107年前の堆積物い含まれる花粉の化石の種類から当時の植生を推定「。植生が似た場所の現在の気象データから当時の平均気温や降水量を推定した。