日本産和牛の輸出に拡大機運 台湾が輸入解禁へ

日本産和牛輸出に拡大機運 台湾が輸入解禁へ

日本産和牛の輸出にフォローの風が吹き始めた。BSE(牛海綿状脳症)問題が発生した2001年以降、業界の需要振興策にもかかわらず反応は少なく、各国・地域は日本産牛肉の受け入れに消極的だった。だが、ここへきて風が変わり、欧州連合(EU)やブラジルなどに続き、9月に台湾、そして年内にもオーストラリアがそれぞれ輸入解禁する見通しとなった。
日本の農林水産物の輸出額は2016年7503億円だった。