大阪市「総合区」住民説明会「現状維持」が最多

大阪市「総合区」住民説明会「現状維持」が最多

大阪市はこのほど、2017年11月から12月にかけて市内24区すべてで開いた「総合区」の住民説明会の報告書をまとめた。これによると、合わせて1900人余りが参加し、会場での発言や質問用紙など合わせておよそ1100件の意見が出された。
このうち最も多かったのは「現状のままではだめなのか?」と現状維持を求める意見で、150件に上った。次いで「総合区設置の必要性のメリット・デメリットを説明してほしい」が114件あったという。
大阪市は「大阪都構想」とともに、大阪市を残したうえで、今の24区を8区に再編し、区長の権限を拡充する総合区の導入を検討している。