留学生520人が本国で足止め 東京の日本語学校の教員不足で

留学生520人が本国で足止め 東京の日本語学校の教員不足で

関係者らによると、4月に入学予定だったミャンマー、モンゴルなどアジア地域からの留学生約520人が、日本語学校の不備で東京入国管理局が在留資格を認定せず、学生らは入学できないまま、本国で足止めとなる事態が続いている。
この不祥事は、日本語学校の東京国際交流学院(所在地:東京都八王子市)で教員不足が発覚したためという。同学院の学生の定員は約1200人で、多摩地区では最大規模。法務省に告示基準ではこの規模の日本語学校は21人の専任講師が必要だが、同学院はこれを満たしていなかった。また、告示基準では1クラスの人数を20人以下としているが、これを上回るケースが複数あったという。