「大坂幕府構想」記した書状 大阪城天守閣で初公開

「大坂幕府構想」記した書状 大阪城天守閣で初公開

江戸時代の初期、小堀遠州が義理の父親で二代将軍・徳川秀忠の側近、藤堂高虎に宛てた、大坂を徳川幕府お本拠地とする「大坂幕府構想」が検討されていた可能性を示す書状が、1月26日から大阪市中央区の大阪城天守閣で公開されている。公開は3月19日まで。
小堀遠州は、徳川氏が大坂夏の陣(1615年)で豊臣氏を滅亡に追い込んだ後、焼失した大坂城の建て直しを担当していた。