ラマダン入り 新型コロナでモスク閉鎖 自宅で礼拝呼び掛け

イスラム教徒が日中の飲食を断つ断食月、ラマダンが4月24日からアジア各国でも始まった。ただ、今年は例年とはかなり様相が異なっている。新型コロナウイルス感染防止のため外出禁止令が出されたり、感染リスクを抑えるため集団礼拝を禁止する措置を講じ、各地のモスク(イスラム礼拝所)が閉鎖されているためだ。どの国の繁華街も含め街中は閑散としたままだ。政府や宗教団体は、自宅での礼拝を呼び掛けている。