「オプジーボ」協力金の支払いで小野薬品社長が本庶氏に反論

小野薬品工業の相良社長は6月18日、大阪市北区で開いた株主総会で、がんの治療薬「オプジーボ」をめぐり、京都大学の本庶特別教授から協力金226億円余りの支払いを求められている件について、見解を明らかにした。
同社長は、「特許料の配分など契約の水準も妥当だと考えている」などとし、「裁判となれば司法の場で正当性を主張していく」と株主に説明した。
なお、本庶教授は6月19日、所期の方針通り、協力金226億円余りの支払いを求め、正式に裁判所に提訴した。