インドネシアが上位中所得国入り 世界銀行が引き上げ

世界銀行はこのほど、インドネシアを下位中所得国から上位中所得国に引き上げた。世界銀行は、1人当たり国民総所得(GNI)を基準として、4,046ドルから1万2,535ドルまでの国を上位中所得国としている。インドネシアは2019年にGNIが4,050ドルとなった。
ちなみに世界銀行の区分によると、低所得国はGNIが1,036ドル未満の国、高所得国はGNIが1万2,535ドル超の国。他のASEAN諸国の位置付けをみると、マレーシア(1万1,200ドル)、タイ(7,260ドル)が上位中所得国、フィリピン(3,850ドル)、ベトナム(2,540ドル)が下位中所得国となっている。