日医工 テバと武田の合弁企業から後発薬事業を譲受

ジェネリック医薬品大手の日医工(本社:富山市)は7月30日、武田テバファーマ(本社:名古屋市中村区、以下、武田テバ)が保有するジェネリック医薬品および高山工場(所在地:岐阜県高山市)に係る事業を譲り受けることを目的として、8月に武田テバにより設立される子会社の全株式を取得し、日医工の子会社にすることで、テバ・ファーマスーティカル・インダストリーズ(本社:イスラエル)、武田薬品工業および武田テバとの間で合意したと発表した。株式譲渡実行日は2021年2月1日。取得額は非公表。
これにより日医工が取得する事業は、武田テバが製造販売しているジェネリック医薬品486品目の製造販売ならびに高山工場と当該工場で受託製造している製品群が含まれる。株式取得後、日医工グループの国内生産拠点は8カ所となり、内服・注射・外用などの幅広い剤型の特許が満了した製品1,725品目を製造販売する医療用医薬品企業となる。