ミャンマー コロナ感染拡大で各種制限措置を11/30まで延長

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、ミャンマーの新型コロナウイルス予防・制御・治療国家中央委員会は、外出時のマスク着用義務や午前0~4時までの夜間外出禁止、集会の禁止などの各種制限措置について、これまで緩和した措置を除いて、その制限を10月31日から11月30日まで延長すると発表した。また、国際旅客機の乗り入れ禁止,入国ビザの発給停止などの入国制限措置も11月30日まで延長した。
同国の10月28日時点の新型コロナウイルスの累計感染者数は4万9,072人、回復者数は累計2万8,636人、死者数は1,172人、総検対数は64万8,247人。同国では現在、感染が全国に急拡大しており、とくに最大都市ヤンゴンを中心に広がっている。そのため同国政府はヤンゴン管区のほぼ全域での自宅待機措置や、一部業種を除いた通勤禁止措置など厳格な移動制限を実施している。