伊藤忠 世界初 海洋ごみ由来のゴミ袋開発 循環経済型モデル構築へ

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は11月26日、子会社で日本最大手のゴミ袋メーカー、日本サニパック(本社:東京都渋谷区)が、世界初となる海洋ごみ由来の原料を配合したゴミ袋を開発したと発表した。
今回同社は、年間約2万㎥の海洋ごみが漂着していると推定される長崎県対馬市とも連携。日本サニパックの知見と技術を活かし、リサイクル海洋プラスチックを一部配合したゴミ袋を世界で初めて開発した。
このゴミ袋を対馬市や、その他の地域で海岸のゴミ清掃活動を必要とするエリアに一部無償で提供する計画で、海洋ごみ問題という社会課題を解決するための循環経済型のビジネスモデルを構築していく。