スチールプランテック 中国・本渓鋼鉄から高効率アーク炉受注
スチールプランテック(本社:横浜市港北区)は2月22日、中国・本渓鋼鉄(本社:遼寧省)から同社の環境対応型高効率アーク炉「ECOARC」2基を受注したと発表した。日欧3社の国際入札となったが、ECOARCの経済性、環境面での優位性、操業安定性などが評価され採用された。
中国では深刻化する環境問題およびCO2排出削減の面から電気炉への関心が高まっている。
学研 横浜市とベトナム人介護人材受け入れで連携協定
学研ホールディングス(本社:東京都品川区)のグループ会社で、高齢者福祉事業を手掛ける学研ココファン(本社:東京都品川区)と横浜市は2月22日、ベトナム人介護人材の受け入れに関して相互に連携を強化することで合意し、協定を締結したと発表した。
協定の概要は①ベトナムにおける介護人材の育成②ベトナム人介護人材の市内における生活支援等③ベトナム国内の教育機関や送り出し機関等との連携-の3点。
横浜市は2018年7月にベトナム3都市(ホーチミン市、ダナン市、フエ省)およびフエ省フエ医科・薬科大学など5つの教育機関と、介護人材受入れ推進のための覚書(MOU)を締結している。また、学研グループはベトナムからの介護人材受け入れに向けて、自社で開発した介護に関する学習プログラムや日本語学習プログラムの、現地の教育機関等での活用を推進。横浜市が覚書を締結したベトナムフエ医科・薬科大学で2019年6月に開設される「日本式介護学科」で、学研グループが開発した介護に関する学習プログラムが導入されることになった。
オリックス・東レ 中国の飲料水の処理設備で合弁
オリックス(本社:東京都港区)、東レ(本社:東京都中央区)および、中国本土で上下水道運営ビジネスを展開する中国水務集団有限公司(本社:香港、以下、中国水務)の3社は2月22日、中国で飲料水の処理設備を製造・販売する合弁会社「江西銀麗直飲水設備有限公司」(本社:中国江西省、以下、江西銀麗)を設立すると発表した。
江西銀麗を通じて飲料水処理設備に東レの膜ろ過技術を導入し、水道から直接飲用に適した水を供給する設備を製造・販売する。また、中国政府からライセンスを得たうえで、学校や病院などの公共施設、ホテル、オフィスビル、マンションなどへの設備導入を図る。