「アジア-産業」カテゴリーアーカイブ

コベルコ建機 東南アジア事業を再編・統合

コベルコ建機 東南アジア事業を再編・統合

コベルコ建機(東京都品川区)は、東南アジア地域での事業の効率化、販売・サービス体制を強化するため、同地域の海外現地法人の再編・統合を行う。再編後は製販一体の東南アジア統括会社を軸に、東南アジアにおける油圧ショベルの製造および油圧ショベルとクレーンの販売・サービスの統括を行っていく。
これまでは東南アジアにおける油圧ショベルの生産はタイのThai Kobelco Constrction Machinery Ltd.(以下TKCM)が、油圧ショベルの販売・サービス統括はシンガポールのKobelco International(S)Co.,Ltd.(以下KISCO)および、その傘下の各国直営代理店が、クレーンの販売・サービスの統括は同じくシンガポールのKobelco Cranes Sotheast Asia Pte.Ltd.(以下KCSA)がそれぞれ行ってきた。
また、KCSAはKISCOに吸収合併することで、KISCOを存続法人としてクレーン事業を継続する。
新東南アジア統括会社の本店所在地はタイ・ラヨーン県で、設立・営業開始は4月1日付。

レントラックス インドネシアにECサイト運営子会社

レントラックス インドネシアにECサイト運営子会社

成果報酬型広告サービス事業を手掛けるレントラックス(東京都江戸川区)はインドネシア・ジャカルタ首都特別州に子会社、PT.Rentracks Cocreation Indonesiaを設立する。ECサイト運営事業および関連事業を展開する。
新会社の資本金は25億ルピア(約2100万円)で、出資比率はレントラックス99%、GROWTH POWER(日本)1%。5月に設立する予定。

シンクアドクライス ビエンチャン郊外に新工場

シンクアドクライス  ビエンチャン郊外に新工場

キャスター・台車を製造するシンクアドクライス(石川県金沢市)は、ラオスの首都ビエンチャン郊外のビタ・パーク経済特区(SEZ)に設けた新工場を7月に稼働させる予定だ。商工中金と金沢信用金庫の協調融資による資金を活用する。
シンクアドクライスは2015年1月、資本金60万米㌦(約7000万円)で現地法人シンク・ラオを設立。新工場で製造するキャスターはベトナムやタイなど東南アジア諸国連合(ASEAN)市場に輸出し、海外シェアの拡大を目指す。

第一三共ヘルスケア タイでスキンケア化粧品を販売

第一三共ヘルスケア タイでスキンケア化粧品を販売

第一三共ヘルスケア(東京都中央区)はこのほど、マンダムタイ(バンコク市)を通じてタイにスキンケア化粧品を販売開始した。
敏感肌・乾燥肌向けの「ミノンアミノモイスト」シリーズ(6品目)を輸出し、マンダムタイがタイにおける輸入・販売およびプロモーションを行う。今回のタイでの発売は、同社にとって初の東南アジア進出で、ミノンアミノモイストシリーズの海外展開としては、2016年8月の中国に続き2カ国目。

グンゼ 台湾の子会社の合弁フィルム事業から撤退

グンゼ 台湾の子会社の合弁フィルム事業から撤退

グンゼ(大阪市北区)は3月10日、台湾の連結子会社、郡宏光電股份有限公司(台南市)のタッチパネル向け導電性スパッタ・フィルムの製造・販売事業から撤退すると発表した。電子部品業界の需要低迷と、フィルムの市場価格の大幅な下落により、収益が悪化しているため。
解散日および清算結了までの日程については合弁パートナーの華宏新技股份有限公司と協議中。これに伴い、平成29年3月期連結決算で固定資産減損損失等の特別損失を計上する見込み。

広告サービスのレントラックス タイに合弁子会社

広告サービスのレントラックス タイに合弁子会社

成果報酬型広告サービスサービス事業を主幹事業とするレントラックス(東京都江戸川区)は、タイ・バンコク市に合弁で子会社、Rentracks(Thailand)Co/.Ltd.を設立する。
新会社の資本金は400万バーツ(約1300万円)で、出資比率はレントラックス49%、Lai Brothers Corporation Co.,Ltd.(タイ)30%、Language Design Center Co.,Ltd.(タイ)21%。4月に設立する予定。

スズキ・トヨタ両首脳がモディ印首相と会談

スズキ・トヨタ両首脳がモディ印首相と会談

業務提携に向け協議を始めたスズキの鈴木修会長とトヨタ自動車の豊田章男社長は3月9日インドを訪れ、モディ首相と会談した。同日発表した声明でインド政府は「製造業育成策を促進し、雇用創出に寄与する」と2社の自国での協業の進展に期待を示した。
インドでは自動車需要は増えているが、ディーゼル車などによる大気汚染が深刻な社会問題となっており、政府はエコカーの普及を促している。同国では乗用車市場で47%とトップシェアを握るスズキと、市場シェアは4.5%にとどまるものの、環境技術に強みを持つトヨタは、同国における環境規制の強化と市場の成長を見据え、両社いずれもハイブリッド車(HV)の普及で協力を模索する。
インド政府は2020年に排ガス規制の新基準を導入し、ディーゼル車の排ガス規制を強める見通しだ。

北海道電 関電・マレーシア社とLNG調達で詳細合意

北海道電 関電・マレーシア社とLNG調達で詳細合意

北海道電力はこのほど、LNG火力発電導入に向け、石狩湾新港発電所(小樽市)の営業運転開始に必要なLNG調達に関し、関西電力およびマレーシアLNG社との間で詳細条件について合意し、売買契約を締結した。
契約期間は2018年4月1日から10年間。関西電力との契約数量は年間最大3隻(約20万㌧)、マレーシアLNG社とは年間最大2隻(約13万㌧)。
石狩湾新港発電所はコンバインドサイクル発電方式で合計170.82万KWの営業運転が予定されている。このうち1号機は56.94万KWで2019年2月、2号機は56.94万KWで2026年12月、3号機は56.94万KWで2030年12月の運転開始の予定。

帝人 タイの広告にサッカー,ソングラシン選手起用

帝人  タイの広告にサッカー,ソングラシン選手起用

帝人グループのタイテイジン・ポリエステル(タイランド)リミテッド(本社:タイ・バンコク、以下 TPL)は、初めて企業広告を展開することを決め、タイ・プレミアリーグのムアントン・ユナイテッドFC所属でタイ代表のチァナティプ・ソングラシン選手を起用する。
タイにおけるテイジンブランドの認知度向上を図り、優れた人財採用を促進するため、同国で国民的な人気を誇る同選手を起用することになった。
この企業広告はタイ国内のテレビ番組、屋外看板、オンラインメディア、リクルートフェア会場などに5月1日から1年間展開される。

アルファ タイで自動車部品の設計・開発拠点開設

アルファ タイで自動車部品の設計・開発拠点開設

キー&ロックを中心とした自動車部品メーカーのアルファ(横浜市金沢区)は、タイ子会社、ALPHA INDUSTRY(THAILAND)CO.,LTD.(タイ・プラチンブリ県)内に、設計・開発拠点を開設する。東南アジア・インド市場において、現地メーカーのニーズに対応した製品開発と、さらなる価格競争力強化のため。
これにより、設計・開発拠点は日本、北米、中国、ASEAN・インド、欧州の5リージョン(地域別事業)すべてに整い、2016年度~2018年度中期経営計画の達成に向けて取り組んでいく。