京都・北野天満宮の額の下書きを発見 後西天皇の筆

 京都の北野天満宮(京都市上京区)で、中門(重要文化財)に掛かっている額に記されている文字「天満宮」の下書きとみられる江戸時代の掛け軸が見つかり10月15日、報道陣に公開された。中門は別名三光門とも呼ばれる。掛け軸は縦110.6㌢、横52.4㌢。天満宮の字を第111代・後西(ごさい)天皇(在位1654~63年)が書いたことは分かっていたが、下書きは知られていなかった。