南ジャカルタに日本語・マンガ教室カフェオープン

南ジャカルタに日本語・マンガ教室カフェオープン

 インドネシアの南ジャカルタ・ブルンガン通りも日本食スーパー「コスモ」の2階に、マンガも読めるコミュニティーカフェ「アンバサダーカフェ」がこのほどオープンした。開放的な店内の中央にマンガ雑誌、コミック1000冊ほどが並ぶ書棚を配置し、カフェを併設した。このカフェの最大の特徴はマンガ教室や日本語教室を開講していること。同カフェを運営している長島正治さんは「日本人とインドネシア人の交流の場になれば」と語る。

 マンガ教室には現在6歳から17歳までの生徒6人が通っている。趣味で習う人やプロを目指す人まで様々だが、日本のマンガやアニメが好きなのはみんな同じだ。講師は角川書店で編集の仕事に携わっていた若鍋善彦先生。4月5日から始まった講座では絵の描き方など技術的な指導をしている。

 日本語教室も同時に開講している。インドネシア人講師ナディヤ・フリスコ先生が教えている。生徒は学生や社会人など9人で、本格的な日本語習得を目指している。日本語教室は月・水・金曜日19~21時のコースと、土・日曜日10~12時のコースから選択できる。平日コースが月額50万ルピア、休日コースが同35万ルピア。マンガ教室は土・日曜日13~16時で同40万ルピア。

 バリスタが常駐し、本格的な味を楽しめる。サンドイッチやパスタなどとのセットメニューも取り揃え、ランチにも最適だ。希望があればパーティーもできるという。じゃかるた新聞が報じた。