名産「温州ミカン」使い商品開発 6次産業化目指す 和泉

名産「温州ミカン」使い商品開発 6次産業化目指す 和泉

大阪府和泉市の農家の女性グループらが設立した農業法人が中心になって、同地の名産・温州ミカンをペースト状にした商品を開発、今後この商材で6次産業化を目指すことになった。この農業法人は2001年に設立された「有限会社いずみの里」で、共同で商品開発に携わったのが、府泉州農と緑の総合事務所(岸和田市)。開発した「和泉市まるごとみかんペースト」はドレッシングや和菓子、から揚げ、パンなどの材料として幅広い用途で使えるのが特徴だ。製品は1㌔の袋詰めで業務用を主に販売展開されている。今後はこの商材で6次産業化を目指すという。