ニンニク 春の天候不順で出荷量減り2割高

ニンニク  春の天候不順で出荷量減り2割高

夏本番を控え、ニンニクのおいしい時期になってきたが、春の天候不順で出荷量が減り、店頭価格は前年同期比2割程度高い水準となっている。都内青果店の店頭価格は青森産の生ニンニクで1㌔2000円が中心。前年同期に比べ2割高い。
ニンニクの主産地は青森、岩手、香川などだが、秋に植え付け、翌年6~7月に収穫する。普段売れているのは貯蔵用に乾燥させたものだが、収穫期には生のニンニクも出回る。中国からの輸入も多く、東京都中央卸売市場では2014年の入荷数量の48%を占めている。