三菱地所 汎アジアで不動産ファンド運用事業

三菱地所 汎アジアで不動産ファンド運用事業

三菱地所(本店:東京都千代田区)はアジア・オセアニア地域(以下、汎アジア)で、不動産ファンド運用事業を展開することになった。この事業を推進するため、汎アジアで不動産ファンド運用事業を展開するCLSA Real Estate Partners社と、汎アジアコアプラス型ファンドの運用を行うPan Asia Realty Advisors社を立ち上げている。
当面は豪州およびシンガポールを投資対象国として、オフィスや商業施設を中心に物件取得を進めていく。将来的には投資家がマーケット状況に応じて柔軟な出口戦略を取り得るオープンエンド型ファンドの組成を目論む。自己投資資金を有効に活用しながら物件取得を積み重ね、ファンドの規模拡大を目指す。これにより、成長が続くアジアの不動産市場に収益源を広げる。