21年度介護報酬0.7%引き上げで決着 コロナ対策費0.05%含む

政府は12月17日、2021年度の介護報酬の改定率をプラス0.7%とすることを決めた。新型コロナウイルス感染症への対策費として0.05%を含める。田村厚生労働相と麻生財務相による同日の折衝で決定した。
介護報酬は公的介護サービスを提供した対価として事業所が受け取る売り上げにあたるもの。介護費は年12兆円規模で、改定率0.7%を金額に換算すると約840億円の押し上げとなる。