京都・東寺で「終い弘法」例年の半分以下の500の露店が正月用品

弘法大師・空海の月命日にあたる12月21日、京都の東寺で1年を締めくくる今年最後の縁日、「終(しま)い弘法」が開かれた。出店したのは例年の半分以下のおよそ500店にとどまったが、正月用の食材や飾り物を販売する露店が、飛沫を防ぐためのシートを掛けるなどして立ち並んだ。
今年の「弘法市」は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4月から中止となり、11月から感染防止対策を取ったうえで8カ月ぶりに再開されたばかりで、今回もかつての人ではないが、今年最後の弘法市に訪れた人たちは、正月用の数の子や餅、しめ縄などを買い求めていた。