京都・金閣寺の舎利殿の屋根の18年ぶり葺き替え工事完了

京都・金閣寺で18年ぶりに4カ月にわたって行われていた、金色に輝く舎利殿の屋根の葺き替え工事が12月28日終了し29日、報道関係者に公開された。
傷んだこけら葺きの屋根の葺き替えで、およそ320㎡の屋根に10万枚のサワラの木の板を張り替えた。屋根の色は以前より明るい茶色になっている。また、屋根の上の「鳳凰」など普段手の届かない場所の金箔の補修もされ、縦横およそ10cmの金箔1万枚が使われたという。