東大 新型コロナ感染時の抗体は発症後3~6カ月間維持

東京大学医科学研究所感染・免疫部門ウイルス感染分野の河岡義裕教授らのグループは2月12日、共同研究グループとともに新型コロナウイルスに感染し発症した患者のウイルスに対する抗体応答の解析を行い、ウイルス感染により誘導された抗体が、発症後少なくとも3~6カ月間維持されることを明らかにした。
誘導された抗体は発症20日目をピークとして、徐々に低下していた。しかし、その低下速度は発症から時間が経過すると緩やかになり、抗体が長期間にわたり持続されることが確認された。