30年度燃料電池システム世界市場 FCVなどで5兆円規模に拡大

総合マーケティングビジネスの富士経済(所在地:東京都中央区)は4月13日、燃料電池システムの世界市場が2030年度に4兆9,581億円と5兆円規模まで拡大するとの予測を発表した。これは世界的な脱炭素化、モビリティのゼロエミッション化の実現に向け、各国で燃料電池の普及が期待されるため。主要用途のトラック・バス用で、2019年度比33.8倍の1兆6,028億円、燃料電池車(FCV)用で同44.7倍の2兆1,110億円へ市場拡大する見込み。