大阪府の新型コロナ重症患者は4月末に500人超え必至

大阪府の新型コロナウイルスの重症患者の増勢が加速している。京都大学の西浦博教授がまとめた分析結果によると、まん延防止等重点措置の効果が1月の緊急事態宣言と同じだったとしても、4月28日には500人を超える。
大阪府ではすでに重症患者数が府内の重症病床数を超え、①看護師の新規確保が極めて難しい②感染力が高く、しかも若い世代でも重症化しやすい、変異ウイルスへの置き換わりが加速している-などから、「一刻も早く緊急事態宣言を出し、一気に新規感染者数を減らすことが求められる」と西浦氏は訴えている。