NASAが火星で二酸化炭素から酸素の生成に成功 地球以外で初

米航空宇宙局(NASA)は4月22日、火星の探査車「パーシビアランス」に搭載した装置で、火星の大気の大半を占める二酸化炭素(CO2)から酸素をつくり出す実験に成功したと発表した。地球以外の天体で酸素をつくったのは初めてという。NASAは、人類が火星に移住する目標に向けて期待できる成果だとしている。今回の実験で宇宙飛行士1人が10分間で呼吸する量に相当する約5.4gの酸素が得られた。