20年度平均の有効求人倍率 0.45㌽低下の46年ぶり下落幅

厚生労働省のまとめによる2020年平均の有効求人倍率は、前年度比0.45㌽低下の1.10倍だった。オイルショックの影響が続いた1974年度のマイナス0.76㌽以来、46年ぶりの下落幅となった。
総務省のまとめによる20年度平均の完全失業率は0.6㌽上昇の2.9%、完全失業者数は36万人増の198万人。いずれも09年度以来11年ぶりの増加となった。
2021年3月の有効求人倍率は(季節調整値)は前月比0.01㌽上昇の1.10倍だった。完全失業率(季節調整値)は2.6%で、同0.3㌽低下した。いずれも2カ月ぶりの改善。