近畿の4月有効求人倍率1.04倍で連続悪化 失業率3.3%に上昇

厚生労働省が5月28日発表した近畿2府4県の4月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント低下の1.04倍となり2カ月連続で悪化した。対面型のサービス業で雇用環境が悪化した。総務省が同日発表した近畿の4月の完全失業率(原数値)は前年同月比0.2ポイント上昇の3.3%となった。
業種別にみると、雇用情勢は建設や製造業で持ち直したが、宿泊、飲食、小売業などで低迷した。