沖縄「慰霊の日」20万の御霊に平和への誓い新た

沖縄は6月23日、太平洋戦争末期の沖縄戦などの犠牲者を悼む「慰霊の日」を迎えた。76年前、約3カ月にわたる日米両軍の激しい地上戦によって、戦闘に巻き込まれた住民を含め約20万人が命を落とした。
最後の激戦地だった沖縄県糸満市魔文仁(まぶに)の平和公園にある「平和の礎(いしじ)」には早朝から遺族らが訪れ、犠牲となった家族や友人らの名前が刻まれた石碑の前で、先人の苦しみに思いをい馳せ、手を合わせ平和への誓いを新たにした。