三井化学と日立 AI活用のMI技術で新素材開発で実証実験

三井化学(本社:東京都港区)と日立製作所(本社:東京都千代田区)は6月28日、日立が開発した人工知能(AI)を活用したマテリアルズ・インフォマティクス(MI)技術を、実際の新材料開発に適用する実証実験を開始すると発表した。
この実証実験に先立ち、日立の開発技術と三井化学が提供した過去の有機材料の材料開発データで検証したところ、高性能な新材料の開発に必要な実験の試行回数が従来のMIと比較し約4分の1に削減され、開発期間を短縮することができることを確認した。