5月景気動向指数3カ月ぶりに悪化 内閣府

内閣府が7月7日発表した5月景気動向指数(2015年=100、速報値)は、景気の現状を示す「一致指数」が前月比2.6ポイント下落し92.7となり、3カ月ぶりに悪化した。世界的な半導体不足で自動車の生産や出荷が落ち込み、影響は関連産業にも波及した。
基調判断は「改善」で据え置いた。自動車生産が滞り、エンジンや鋼材など関連部材の出荷も減少した。