ILO 世界人口の53%が社会保障なく、格差広がる傾向

国際労働機関(ILO)が9月1日公表した報告書によると、世界人口の53%に相当する約40億人が、失業手当や年金などの社会保障が全くない状況に置かれていることが分かった。また、報告書は新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、社会保障面でも先進国と発展途上国の間の格差が広がる傾向にあると指摘している。