播磨灘でのイカナゴ漁3/12解禁 近年不漁で早めの打ち切りも
東日本大震災14年 各地で鎮魂の祈り 依然避難者2万7,615人
マグニチュード9.0、最大震度7を記録した東日本大震災から3月11日で14年が経過した。甚大な被害を受けた東北地方を中心に被災各地では、朝からそれぞれの地域で犠牲者への鎮魂と追悼の祈りが捧げられた。
警察庁のまとめによると、東日本大震災の死者は1万5,900人、行方不明者2,520人、そして未だに増え続けている震災後の傷病変化などによる「災害関連死」は2024年12月末現在で3,808人に上っている。また、復興庁によると、震災に伴う全国の避難者は2025年2月1日現在、2万7,615人を数える。こうした人たちにとっては、14年経ったいまも、震災は過ぎ去った過去の出来事ではなく現在進行形なのだ。
国の基本方針を定めた「第2期復興・創生期間」は2025年度が最終年度となるが、東京電力福島第1原発事故の被災地域をはじめ、故郷に戻りたくても戻れない人たちが数多くいることを忘れてはいけない。こうした人たちに寄り添い、現場の実情に応じた継続的な支援が今後も求められる。
東京大空襲から80年 悲惨な記憶を次世代にどう繋げるか
太平洋戦争(1941〜1945年)末期の1945年3月10日、米国のB29爆撃機による大空襲で下町を中心に10万人が犠牲となった東京大空襲から80年が経過した。
東京都墨田区の東京都慰霊堂で3月10日行われた法要には、秋篠宮夫妻が参列されたほか、小池都知事や遺族の代表などおよそ160人が焼香し、犠牲者を追悼した。法要で挨拶した、東京都慰霊協会の青山会長は「悲惨な出来事を風化させることなく、次の世代へ、将来への教訓として生かしていくことが、今を生きる私達の使命です」と述べた。
同慰霊堂には今も、東京大空襲の後の空襲で亡くなった人も含め、10万体を超える遺骨が安置されたままで、大半は身元が分かっていない。
竹田麗央 米女子ゴルフ 独走でルーキーイヤー初勝利の快挙
米女子ゴルフのブルーベイLPGAは3月9日、中国・海南島のブルーベイGC(パー72)で最終ラウンドが行われた。単独首位でスタートした米ツアールーキーの竹田麗央がこの日、8バーディー、ノーボギーの64で周り、通算17アンダーの271で優勝を飾った。2位のミンジー・リー(オーストラリア)に6打差をつける圧勝で、賞金37万5,000ドル(約5,550万円)を獲得した。
竹田は昨季、日本ツアーで8勝を挙げ年間賞金女王に輝き、今年から米ツアーに参戦。日本勢最速の本格参戦5戦目で、2位につけ入る隙を与えず圧勝の快挙を達成した。ほかの日本勢では古江彩佳が通算10アンダーで3位に入り、6アンダーの西郷真央が5位、畑岡奈紗と山下美夢有が5アンダーの8位だった。