TSMC 熊本で国内初の3ナノ半導体量産

半導体受託製造の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の魏哲家会長(CEO)は2月4日、首相官邸に高市首相を訪ね、熊本工場で国内初となる回路線幅3ナノ・メートル(ナノは10億分の1)の最先端半導体を量産する計画を伝えたことが分かった。設備投資の規模は170億ドル(約約2兆6,000億円)に上る見込み。国内での半導体の製造能力強化を推進する政府も、経済安全保障に資するとして支援する。

日米欧 レアアース安定供給へ「貿易圏」

米国務省は2月4日、日本や欧州連合(EU)各国などとレアアース(希土類)の安定供給に関する閣僚級協議を開催した。出席したバンス副大統領は各国と連携して「強制力のある最低価格制度によって(中国さんが流入しない)外部から守られた”重要鉱物貿易圏”をつくる」と提案した。

米ロ核軍縮条約 2/5失効 核開発競争加速か

米国とロシアの間の核軍縮合意「新戦略兵器削減条約(新START)」が2月5日、期限切れを迎えた。これにより、二大核大国の軍縮を巡る枠組みが1972年以降で初めて失われた。この結果、歯止めがなくなった核開発競争が一段と加速する懸念が強まる。 米国は中国も交えた核軍縮の枠組みを構築したい考えだが、中国は応じない姿勢だ。

広島県の転出超過9,921人 5年連続で全国最多

総務省の住民基本台帳に基づく2025年の人口移動報告によると、中国地方5県すべてで転出超過となった。とりわけ、同地方の中核都市、広島県の転出超過数は9,921に上り、5年連続で最多を記録した。このほか、2025年の転出超過数は岡山県が5,694人、山口県が4,907人、鳥取県が2,028人、島根県が1,721人となっている。 各県共通の課題は若者の県外流出だ。働き手不足に直結するため、地元企業を含めて官民の本腰を入れた対策が求められる。

大阪圏2年連続転入超過, 東京圏転入増鈍化

総務省の住民基本台帳に基づく2025年の人口移動報告によると、東京圏、大阪圏、名古屋圏の3大都市圏の転入・転出傾向にばらつきが出た。 東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)の転入超過数は増え方が鈍化、前年から1万2,309人減の12万3,534人で、4年ぶりに縮小した。大阪圏(大阪、兵庫、京都、奈良の2府2県)の転入超過数は8,742人で、2年連続で増えた。これに対し、名古屋圏(愛知、岐阜、三重の3県)は1万2,695人の転出超過だった。

ANA HD「空飛ぶクルマ」 最低10機体制で

ANAホールディングス(HD)の芝田浩二社長は2月2日、2027年度以降に商用運行を目指す「空飛ぶクルマ(eVTOL=電動垂直離着陸機)」について、「最低10機体制で開始したい」との意向を明らかにした。ANAHDが使用する機体の最高速度は新幹線並みで、東京都心と成田空港を15分程度で結び、同空港へのアクセスが大幅に改善する見込み。

”モームリ”破綻? 劣悪な職場ある限り業務は残る

退職代行サービス「モームリ」を運営するアルバトロス(本社:横浜市)の谷本社長とその妻が、退職希望者を弁護士に紹介し、報酬を受け取った弁護士法違反容疑で逮捕された。 アルバトロスは昨年10月にも家宅捜索を受けていた。元従業員によると、社長らは、このビジネスモデルの違法性を認識しながら、社員らに口止めしていた可能性があるという。 この業界は決してイメージが高くない。それでも、このサービスを必要とする人たちは確実に存在する。 退職代行を担う事業者にも悪徳業者がいれば、追い詰められた人を救う事業者もいる。当然のことながら、どんな事情があっても違法行為は許されない。だが、一方で劣悪な職場が亡くならない限り、このサービスは生き残り続けるのではないか。

山上被告が無期懲役に不服 大阪高裁に控訴

安倍晋三元首相を銃撃し、銃刀法違反や殺人罪などに問われた裁判員裁判の結果、奈良地裁で1月に無期懲役の判決を受けた山上徹也被告(45)の弁護人が2月4日、この判決を不服として大阪高裁に控訴した。 主任弁護人の古川雅朗弁護士は「被告とも協議した結果、不当な1審判決を是正する機会を得るべく、奈良地裁に控訴申立書を提出した」とコメントした。

「さっぽろ雪まつり」開幕 3会場で雪・氷像

北海道の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」が2月4日、札幌市内3会場で開幕した。メインの大通会場には大迫力・大圧巻の高さ10m以上の大雪像5基を含む136基の雪像が並び、初日から観光客らでにぎわっていた。 また、60基の氷像を展示しているすすきの会場、そして屋内外にアトラクションも用意しているつどーむ会場の3会場が来場客で溢れていた。11日まで開催される。

東京への一極集中続く転入超過6万5,219人

総務省が2月3日発表した住民基本台帳に基づく2025年の人口移動報告によると、東京都は転入者が転出者を6万5,219人上回る「転入超過」だった。ただ、転入超過数は前年より1万4,066人減少した。 転入超過となったのは東京、神奈川、埼玉、千葉、滋賀、大阪、福岡の7都府県。一方、40道府県で転出超過となった。この結果、東京一極集中の傾向が変わらず続いていることがわかった。