SBG孫氏 米オハイオ州で80兆円投資計画

ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長は3月20日、米オハイオ州で5,000億ドル(約80兆円)を投じる、巨大投資計画を明らかにした。その概要はデータセンターに特化した大規模プロジェクト。SBGのほか日立製作所、三井住友銀行など、エネルギーや金融機関など日米合わせ21社が参画する組織も発足済みで、1カ所の投資額として類例のない規模となる見込み。

日米首脳会談で残されたホルムズ海峡 具体策

高市首相は3月19日(日本時間20日)、トランプ米大統領との会談など一連の訪米日程を終えて、政府専用機で21日、帰国した。 トランプ氏との会談は冒頭、友好的かつ穏やかな雰囲気でやり取りが交わされ、緊迫化する中東情勢、世界の政治家、有識者らが注目する中、非常に微妙な時期での首脳会談だったが、日本の立場で言えば成功裏に終わったーーと見る向きが多い。。 ただ、今回の会談の主な要点の一つ、イランにより事実上封鎖されているホルムズ海峡の航行の安全確保に向けた、日本の対応策の検討が積み残された。高市氏は当初、トランプ氏が日本などに求めたホルムズ海峡への艦船派遣については、法的にできることと、できないことがあることを言明、理解を求めた。 これに対し、トランプ氏からはそれ以上、具体的な言及はなかったが、事態の早期沈静化のため、原油輸入の全体の90%以上を中東に依存する日本の立場を踏まえ行動するよう促された。難しい”宿題”が残された。 今後、トランプ氏は出口戦略を探る中、アジアを始めとする世界のエネルギーの安全保障を巡り、同盟国、日本にも新たな役割を具体的に求めてくる可能性がある。 その際、法的にぎりぎりどのような役割、作業まで果たせるのかを徹底して考え、シミュレーションしておくことが必要だろう。そして、そうした内容を変化する中東情勢を見据え、いつ、どの時点で表明するかも重要だ。

トカラムシクイ 国内で45年ぶり新種の鳥

山階鳥類研究所(所在地:千葉県我孫子市)などの研究チームは3月19日までに、鹿児島県・トカラ列島に分布するムシクイ科の鳥が新種と判明したと発表した。「トカラムシクイ」と命名し、国際学術誌にオンライン公開された。同研究所によると、日本国内で鳥類の新種が報告されるのは、1981年の沖縄県に生息するヤンバルクイナ以来45年ぶり。 これまで東京都の伊豆諸島に生息するイイジマムシクイと同種とされてきたが、DNAや体の形、鳴き声などの分析結果から、280万〜320万年前に分岐したと推定。生息範囲が狭く個体数が少ないため、絶滅の危険も高いとみている。

南海トラフ検知で新幹線が最大20秒早く停止

JR西日本は3月18日、南海トラフ巨大地震が発生した際、山陽新幹線がこれまでより最大約20秒早く停止できるようになる旨、発表した。これは揺れを検知して新幹線を自動停止させるシステムに、これまで観測網の空白域になっていた高知沖から宮崎沖の海底地震計網で得られた情報を取り入れるため。 これにより、同社では迅速な減速、停止が可能になり、大規模地震発生時に被害拡大を防ぐことができるーーとしている。

経産省 27年度からメガソーラーへの補助終了

経済産業省は3月19日、メガソーラー(大規模太陽光発電)など地上設置型の産業用太陽光パネルで発電する事業者への補助を、2027年度の新設分から取りやめると正式に発表した。同補助制度は2012年度に始めたもので、産業育成が進み、支援が不要になったと判断した。 また、再生可能エネルギー普及策の財源の一つで、電気料金に上乗せしている再エネ賦課金は単価を2026年度は1KW/hあたり4.18円に設定することを発表した。これにより、標準世帯の負担額は年間2万64円となり、初めて2万円を超える。

ホルムズ海峡”安全確保”参加20カ国に拡大

英国政府は3月20日、ホルムズ海峡の「安全確保に取り組む」とする共同声明の参加国が、発表当初の日本や欧州の6カ国から20カ国に拡大したと発表した。 当初の英国、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、日本から、新たにカナダ、韓国、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、チェコ、ルーマニア、ラトビア、リトアニア、エストニア、スロベニアなどが加わった。

25年個人の自己破産8万3,100件 14年ぶり高水準

司法統計によると、個人による自己破産の申立件数が、2025年は速報値で8万3,100件に゙上り、2011年に10万510件を記録して以来、14年ぶりの高水準となった。2024年の7万6,309件から6,791件(8.8%)増えた。 物価高が続く中、3年連続で増加している。生活費を工面するための借金を返済できず、破産を迫られる例が増えているとみられる。物価高による生活コストの上昇に、賃金の伸びが追いついていないことが根本原因だ。

列島各地でサクラ開花 昨年・平年より早く

例年より早く日本列島各地で、ソメイヨシノの開花時期を迎えた。今シーズンは3月16日、高知県」、岐阜県、山梨県で最も早いソメイヨシノ標本木の開花が発表された。19日には東京管区気象台が靖国神社(所在地:東京都千代田区)で昨年・平年より5日早い開花を発表した。今後も温かい日が続く見込みで、開花から通常1週間といわれる満開時期が早まる可能性もあるという。

日本・シンガポール 首脳会談で関係引き上げ

高市首相は3月18日、首相官邸でシンガポールのウォン首相と会談した。両国の外交関係を「戦略的パートナーシップ」に引き上げた。また、人工知能(AI)や半導体のデジタル分野など5つの柱を盛り込んだ包括的な協力を記した共同声明をまとめた。

オートバックス 群馬に4店舗目のBYD販売店

自動車用品店大手のオートバックスセブンは3月19日、群馬県太田市に中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)の販売店を開業すると発表した。これにより、オートバックスが運営するBYD販売店舗は計4店舗となる。同店舗では4台(車種)の試乗車を揃え、訪れた顧客がすべての車種を乗り比べ体験できるようにする。