自民党勝たせすぎ?リスク潜む有権者の”甘さ”

衆院選で高市自民党が316議席を獲得、連立を組む日本維新の会の36議席と合わせ与党として352議席となった。自民党が、若い世代をはじめすべての年代で高い支持を集めたという。 ただ、これではあまりにも有権者の判断が、高市人気・ムードに流され過ぎていないか。もっと端的にいえば高市自民党に甘すぎないか。かつての自民党の、民意とはかけ離れた政策の”暴走”のリスクがあることを、覚悟して置かざるを得ない。 公示前は、高市人気に好意的な見方をしている人でも、そうはいっても”政治とカネ”の問題は、政治献金の処理を含め、何も決着していないし、果たしてこのままでいいのか?と指摘する人はいた。ところが、この結果だ。これなら参院で否決されても、今回3分の2以上の議席を獲得したことで、衆院で再可決すれば法案が通せるようになる。 これで自民党内では裏金議員らも「”禊(みそぎ)”は終わった」とばかり、野党との十分な協議や審議も行わず暴走する場面も出てくるに違いない。 一時は”解党的出直し”を掲げながら、実際には何も改革などに着手もしていない自民党に、表紙がこれまでとは違う女性の高市氏変わったとはいえ、ここまで勝たせては自民党に、どうぞお好きにと、”白紙委任状”を与えたに等しい。 今回の選挙では、高市内閣の高い支持率に乗じ、自民党は前回選挙では公認せず落選した裏金議員を救済すべく、旧統一協会とのつがりのあった、少々”グレー”がかった人も含め、すべて公認、大挙して候補者を擁立した。これが奏功し、一気に大幅な議席回復、いや歴史的勝利につながった。日本の有権者の民度や意識の低さに付け入った、高市自民党の作戦勝ちだった。 野党にとっては手も足も出ない今。驕り高ぶることのない、今後の”責任ある積極財政”を掲げる高市氏の政権運営の真の実力、生活者目線に立った政策や、法案の審議プロセスなどにその本気度が試される。注視したい。

中道 野田・斉藤両代表辞任, 2/13新代表選出

衆院選で惨敗した中道改革連合は2月9日、役員会を開催し、執行部の刷新など今後の対応を協議した。笠浩史共同国対委員長は役員総会終了後に、「(野田・斉藤)両代表から、今回の敗北の責任を取って代表を辞任したい」との申し出があったことを明かした。そのうえで、笠氏は①11日に議員総会を開催して代表選の実施スケジュールを確認する②12日に代表選の告示、13日に代表選を実施するーーなどを了承したと説明した。

中道など野党の要職務めた議員落選相次ぐ

2月8日投開票が行われた衆院選挙で高市自民党が歴史的勝利を収めた。その結果、中道改革連合を筆頭に、野党でそれぞれ党の重鎮や要職を務めた議員らが相次いで落選する事態となった。 中道からみると、小沢一郎(岩手3区)、安住淳(宮城4区)、玄葉光一郎(福島2区)、枝野幸男(埼玉5区)、海江田万里(東京1区)、吉田晴美(東京8区)、長妻昭(東京27区)、江田憲司(神奈川8区)、笠浩史(神奈川9区)、岡田克也(三重3区)、馬淵澄夫(奈良1区)、逢坂誠司(北海道8区)の各氏など。日本維新の会では前原誠司(京都2区)、減税日本・ゆうこく連合で原口一博(佐賀1区)、河村たかし(愛知1区)、れいわ新選組で大石晃子(大阪5区)の各氏らの再選が叶わなかった。

フィギュア団体 日本銀メダル 米国に肉薄

ミラノ・コルティナ冬季五輪第3日は2月8日、フィギュアスケート団体で高いレベルで健闘、日本は2大会連続となる銀メダルに輝いた。最終種目を残し、首位の米国に並んだが届かず、米国が連覇した。 フリーでペアの三浦璃来、木原龍一組、女子の坂本花織がいずれも1位となり、順位点で米国と並び首位にたった。だが、最終書目の男子フリーで佐藤駿が、米国のイリア・マリニンにわずかに及ばなかった。

25年実質賃金1.3%減, 4年連続マイナス

厚生労働省が2月9日発表した2025年の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所対象)によると、物価変動の影響を除いた実質賃金は前年比1.3%減少した。マイナスは4年連続。各産業界で高水準の賃上げがあり、名目賃金は2.3%増えたものの、コメ価格の高騰など諸物価の上昇に追い付かなかった。 名目賃金にあたる1人あたりの現金給与総額は35万5,919円だった。伸び率は前年の2.8%に続き2%を上回った。2年連続の2%超えはバブル期の1992年以来、33年ぶり。春季労使交渉の賃上げ率は2024年、2025年は5%を超えた勢いを反映した。 基本給にあたる所定内給与は2.0%増の26万7,551円だった。総実労働時間は、パートタイム労働者の比率の高まりにより、月平均で135.0時間と1.4%減った。 2025年の消費者物価指数の上昇率は3.7%で、前年より0.5ポイント高かった。生鮮品をはじめとした食料品の上昇が全体を押し上げた。中でもコメ価格の上昇率は67.5%に達し、食料品全体も6.8%上昇した。

学研HD 人材育成企業買収 女性向け事業強化

学研ホールディングス(HD)は2月6日、人材育成事業を手掛けるMentor For(本社:東京都品川区)を買収したと発表した。買収額は非公表。学研HD傘下で企業向け研修を手掛けるTOASU(本社:東京都品川区)が、Mentor Forの全株式を取得した。 学研HDは社会人向け教育事業を強化しており、Mentor Forは女性に特化したサービスに強みを持っている。

高市自民党316議席, 与党で352議席獲得

強烈寒波襲来の中、2月8日、投開票が行われた第51回衆議院選挙で自民党が単独で全議席465の3分の2を超える316議席を獲得し、過去最多を更新する歴史的勝利を収めた。 これにより法案が衆議院で可決後、参議院で否決されても自民党単独で衆議院での再可決が可能となる。また、連立を組む日本維新の会は36議席を獲得し、与党として352議席となった。 一方、野党は参政党、チームみらいは議席を伸ばしたが、他は国民民主党が伸ばせず、いずれも議席を減らした。とりわけ、野党第一党の中道改革連合は公示前から、120議席近く減らす、極めて厳しい結果となった。

成田空港の25年貿易 輸出入とも過去最高

東京税関がまとめた2025年の成田空港の貿易概況によると、輸出額は前年比15%増の20兆974億円、輸入額は9%増の21兆1,840億円だった。いずれも過去最高で、15年連続で輸入超過だった。全国の貿易港の中では輸出入額とも首位だった。

「ミキハウス」社長に竹田氏 初の社長交代

子供服ブランド「ミキハウス」を展開する国内外で展開する三起商行(本社:大阪府八尾市)は、竹田欣克取締役(51)(グローバル事業部長<米国駐在>)が社長に昇格する人事を固めたことが分かった。 創業者の木村皓一社長は(80)は代表権のある会長に就く。同社の社長交代は1971年」の創業以来、初めて。

25年調査 餃子浜松市3連覇, ラーメン山形市V4

2025年の家計調査が明らかになった。餃子の1世帯(2人以上)当たり年間購入額で浜松市が4,046円と3年連続でトップとなった。2位は宇都宮市で3,575円、3位は宮崎市で3,418円となり、前年から2位と3位が入れ替わった。買って持ち帰る購入学額で冷凍食品と外食は含まない。 ラーメンを含む中華そばの外食費は山形市が2万5,102円で4年連続1位だった。2位の新潟市(1万9,073円)に6,000円以上の差をつけた。 集計は、東京都区部と道府県所在地、政令指定都市が対象。