日仏首脳 中東安定へ, 国際秩序維持へ協調
高市首相は4月1日、フランスのマクロン大統領と東京・元赤坂の迎賓館で会談した。中東情勢を巡り、事実上の封鎖が続くホルムズ海峡の航行の安全確保や、原油などの安定供給の重要性を確認し、事態の早期沈静化に向け、緊密に意思疎通を図ることで一致した。また、米国、中国との向き合い方を議論し、連携の強化を確認した。
首相は会談の冒頭で、「欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は密接に関連している。中東情勢は両国共通の喫緊の課題だ」と強調。これを受けマクロン氏は「両国は多国間主義に基づく国際秩序など、共通の価値観を共有している」と応じた。
共同声明では、経済的威圧を強める中国を念頭に、重要鉱物の輸出規制について「深刻な懸念」を表明した。フランスはG7(主要7カ国)の今年の議長国で、マクロン氏の来日は約3年ぶり。