近畿のM&A件数 25年は874件で過去最高
調査会社のレコフデータによると、2025年に近畿2府4県に所在する企業が関わったM&A(企業合併・買収)の件数が、2025年は874件に上り、前年から100件以上増え過去最高を更新した。金額の合計は2兆6,840億円と、過去10年で3番目の水準だった。
件数増加の要因の一つが、大企業による「経営資源の集中」の動きだ。日本たばこ産業(JT)が子会社の鳥居薬品を含め医薬事業を塩野義製薬に売却した例や、パナソニックホールディングスが住設機器を手掛けるパナソニックハウジングソリューションズを、YKKに売却した例など合計85件と全体の約1割を占めた。
一方、中小・零細企業を中心に後継者が見つからない場合の事業承継でM&Aを活用する例も多い。2025年は過去最多の140件に上り、10年前の3倍強に増えている。
帝国データバンクによると、近畿2府4県の企業の後継者不在率は46.5%と半数近い状況にある。
安川電機 JA全農と協業開発 きゅうり作業ロボ
安川電機(本社:福岡県北九州市)は2月25日、全国農業協同組合連合会(本所:東京都千代田区、以下、JA全農)と協業開発を進める「きゅうり収穫作業ロボット」が農業現場で稼働開始したと発表した。
これは両者が、日本の農業の発展と日本の食と農の国際競争力強化に貢献することを目的に、2018年から業務提携を開始。畜産・農業生産・流通販売の3分野を中心に取り組んできた自動化技術の可能性検討の一環。
農業生産で2024年に実証農場の「ゆめファーム全農SAGA(所在地:佐賀県)」に導入していた「きゅうりの葉かき作業ロボット」が、今回”きゅうりの収穫作業”でも一定の成果を確認。この機能を組み込んだロボットを現地の農業現場に導入した。
喫煙量減らす遺伝子発見 米英で研究・分析
米リジェネロンと英オックスフォード大学などの研究チームは、喫煙量を減少させる可能性がある希少な遺伝子変異を見つけたと発表した。この成果は、2月25日付の英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。
この遺伝子変異を持つ人は、たばこを吸ってもヘビースモーカーになりにくいという。このため、ニコチン依存症の新たな治療法の開発に繋がる可能性がある。
研究チームは、メキシコで現在喫煙している4万人を対象に、遺伝子の特徴と1日の喫煙本数の関係を分析した。その結果、ニコチンに結合して、脳内に作用する受容体に関係する「CHRNB3」という遺伝子に変更がある人は、喫煙の本数が少ない傾向があることが分かった。全体の平均で、たばこを吸う人は1日5.6本だったが、遺伝子変異を持つ人は1.25本と最大で78%低かった。