中央アジア5カ国と初首脳会合 共同宣言
日本政府と中央アジア5カ国による初の首脳会合が12月19、20の両日、東京都内で開かれた。首脳会合に参加したのはカザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの5カ国。
会合では①気候変動対策②物流網整備③人材育成ーーの3分野を柱に重点協力する共同宣言を採択した。物流網整備では、カスピ海経由で欧州に通じる「カスピ海ルート」の構築に向けた支援を進める。老朽化した橋の架け替や各国の税関職員の研修などで協力し、ロシアを経由しない輸入ルートの確保を目指す。
中央アジア諸国は経済や安全保障面で中国やロシアとの結び付きが強く、日本としては自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて連携を深める。次回の首脳会合は、カザフスタンで開催する。
東京建物 タイ・バンコクでホテル開発事業
東京建物(本社:東京都中央区)は12月18日、タイの現地法人、Tokyo Tatemono(Thailand)Ltd.(東京建物タイランド)を通じて、タイ・バンコクでホテル開発事業「voco Bangkok Siam(ボコ バンコク サイアム)」に参画したと発表した。
タイの大手デベロッパー、SC Asset Corporation Public Company Limited(本社;タイ・バンコク都、SC社)の子会社、SCX Corporation Company Limited(本社:タイ・バンコク都、SCX社)との共同事業。同事業は東京建物にとって、タイにおける初のホテル開発事業となる。
同ホテル(所在地:バンコク都パトゥムワン区)は鉄筋コンクリート造・地上29階建て、350室。2026年9月ごろ着工、2029年夏ごろ開業の予定。