セ・リーグでも27年シーズンから指名打者制導入

プロ野球、セ・リーグは8月4日開いた理事会で、2027年のシーズンから指名打者制を導入することを決めた。 セ・リーグの6球団は①主要なアマチュアの連盟が指名打者制を採用している②指名打者制を採用するWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)などの国際大会への関心が高まっているーーなど総合的に判断、全会一致で指名打者制導入を決めた。

トランプ氏は権力をカサにきた悪質なサギ氏か

トランプ米大統領が米CNBCのインタビューに答えて、日本との関税交渉合意の最大5,500億ドル(約80億円)の対米投資の枠組みについて、「我々が好きなように投資できる資金」とか、「野球選手が契約時に受け取る契約金のようなもの」と説明したことが伝えられた。驚愕の事態だ。国と国との真剣な交渉による合意事項を何だと考えているのか?と思わざるを得ない。冗談半分では決して済まされない。 日本と同じような米国への投資事項を含めた形で合意しているEU・欧州委員会や韓国政府も、びっくり仰天、恐らく大いに戸惑っていることだろう。 こんなふうに表現、発言して相手国を驚かし、或いは威嚇して、相手の見方・出方を見ているのか?国と国との約束事について交わした内容を、こうも簡単に茶化すような形で表現できる人物とは?と考えたくなる。米国大統領という権力をかさにきた、稀代の、悪質なサギ氏か、ペテン氏に違いないと思いたくなる。 それほどに、今回のCNBCのインタビューに対する回答、発言は無責任で国のトップとして、人格と信頼をすべて失う、絶対に許されない所業だ。

群馬県伊勢崎市で41.8度 観測史上最高気温を更新

日本列島では連日、各地で40度近い猛暑に見舞われているが、群馬県伊勢崎市で8月5日、国内最高気温を更新する41.8度を観測した。 気象庁ではこの猛暑について、現在、「日本列島は太平洋高気圧とチベット高気圧の2つの高気圧に覆われているほか、山越えの暖かい風が吹きおろす”フェーン現象”の影響が加わり、内陸部を中心に地表付近の気温がさらに高くなった」としている。

広島80回目原爆の日「核廃絶を市民社会の総意に」

被爆から80回目の「原爆の日」を迎えた広島市・平和記念公園で8月6日、「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が開かれ、数多くの被爆者や遺族らが参列した。 広島市の松井一実市長は平和宣言で「核兵器廃絶への思いを市民社会の総意にしていかなければならない」と訴えた。また、「被爆者の体験に基づく貴重な平和への思いを伝えていくことがますます重要になっている」と強調した。

関税交渉の合意 トランプ氏との認識に大きなズレ

トランプ米大統領は8月5日、日本が米国との関税交渉で合意した最大5,500億ドル(約80兆円)の対米投資の枠組みについて「我々が少なように投資できる資金」と発言した。また、トランプ氏は「野球選手が契約時に受け取る契約金のようなもの」とも説明した。米CNBCのインタビューに答えた。 日本政府の説明によると、この資金は、政府系金融機関による出資・融資のはず。恐れていたことだが、日本政府の認識と途方もなく大きなズレがあることが分かった。早急な対応が求められる事態だ。

こども家庭庁 24年の保育事故 過去最多の3,190件

こども家庭庁によると、2024年に全国の保育所、幼稚園、認定こども園などの施設で、子どもがけがを負うなどした事故の件数が、前年から418件増加し3,190件に上り、過去最多を更新した。このうち、骨折が約8割を」を占めた。事故件数のうち、死亡は前年比6件減の3件だった。 過去最多となった要因について、自治体の報告義務が現場の事業者に浸透したことや、放課後児童クラブの児童数が増加したためーーとしている。

コメ平均価格5㌔3,625円 40円上昇 10週ぶり値上がり

農林水産省によると、全国のスーパーで7月27日までの1週間に販売されたコメの平均価格は5kgあたり、税込み3,625円と前の1週間に比べ40円上昇。5月中旬以来、10週ぶりに値上がりした。 農水省は、備蓄米の販売ペースが落ち着き、価格に与える影響が少しずつ薄れてきているーーとしている。

史上初 夕方開会式, 開幕試合実施 夏の全国高校野球

第107回夏の全国高校野球選手権大会が8月5日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。連日猛暑日を超える中、暑さ対策として史上初めて夕方から開会式を実施。午後4時から開会式、同5時半すぎから開幕試合、石川県の小松大谷ー長崎県の創成館戦が行われた。試合は創成館が3−1で勝った。 大会6日目までは試合を午前と夕方に分けて行う「2部制」で実施される。暑さ対策と選手への負担軽減のため所定の時間を超える場合、新たな制度を導入。その時点で試合を強制終了し後日、「継続試合」として行われる。

最低賃金 過去最大63円上げへ 全都道府県で1,000円超

最低賃金について議論を重ねてきた厚生労働省の審議会は8月4日、全国平均で時給63円引き上げるとする今年度の目安を示した。額としては過去最大で、この目安通り引き上げられると、全国平均は1,118円となり、すべての都道府県の最低賃金が時給1,000円を超えることになる。 地域ごとの引き上げ額の目安は、東京、大阪、愛知などのAランクの都府県が63円、北海道、兵庫、福岡などのBランクの28道府県が63円、青森、高知、沖縄などのCランクの13県が64円。

農水産・食品25年1〜6月輸出額8,097億円と過去最高

農林水産省は8月4日、2025年1〜6月の農林水産・食品の輸出額が、前年同期比15.5%増の8,097億円に上り、過去最高を更新したと発表した。米国向けホタテ貝や緑茶、中国向け日本酒などが伸びた。 農林水産・食品輸出額の拡大傾向は続いているものの、政府が目標に掲げる2030年までに年間5兆円の達成には遠い。 1〜6月輸出額を国・地域にみると、米国向けが前年同期比22%増の1,410億円でトップ。中国向けは902億円、韓国向けは507億円だった。