バドミントン 27年1月から15点制へ移行

世界バドミントン連盟は4月25日、デンマークのホースンスで開かれた総会で、現行の21点3ゲーム制から15点3ゲーム制への移行を承認した。2027年1月から新方式で実施する。目的は試合時間の短縮や選手の負担軽減。一部の試合で15点制を試験導入するなど検討が進められていた。

弥生期の集落跡, 池上曽根遺跡から柱穴9基

大阪府下、和泉、泉大津両市にまたがる弥生時代の集落跡「池上曽根遺跡」(国史跡)から、発掘調査で約1.5m四方の柱穴9基が新たに見つかった。楼閣状の建物が存在した可能性があるという。 池上曽根遺跡は弥生時代前期の環濠移籍。全体は南北約1,500m、東西500mで、弥生時代の環濠集落遺跡としては国内有数の規模。 今回の調査は、2022年3月〜8月にかけ、同遺跡の敷地内でサーカスの公演をしていたサーカス団の団員2人を、大阪府警が4月21日、無断で大量の伐採樹木を埋めて遺跡を損壊したとして、文化財保護法違反疑いで書類送検したことを受け、掘削場所の被害状況などを確認するため実施されたもの。

中国 米国へパンダ2頭 新たに貸与 友好演出

中国野生動物保護協会は4月24日、ジャイアントパンダ2頭を米国ジョージア州のアトランタ動物園に新たに貸与すると発表した。貸与されるのは、四川省の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地生まれで、オスの「平平(ピンピン)」とメスの「福双(フーシュアン)」。期間は10年。 5月中旬のトランプ米大統領の訪中を控え、友好ムードを演出することが狙いとみられる。

戦闘終結への米・イラン交渉に行き詰まり感

米国とイランの戦闘終結へ向けた2度目の直接協議は、期待された仲介国パキスタンを通した外交的な接触は今後も続く見通しだが、米国、イラン両国の主張の隔たりは極めて大きい。ホルムズ海峡を巡る軍事的な緊張が続く中、交渉の先行きには行き詰まり感が漂っている。 イランのペゼシュキアン大統領は、米軍によるイラン船舶を対象とした海上封鎖に触れ、「圧力や脅威、海上封鎖がある限り、交渉には入らない」と明言。一方、米国も強硬姿勢を崩していない。トランプ大統領は戦闘が終結するまで海上封鎖を継続する考えを示している。 ただ、対立が続く一方、トランプ氏は4月25日、米代表団の派遣中止を決定した直後、イラン側から「新たな優れた提案」が示されたことを明らかにした。2度目の直接協議は実現しなかったが、水面下では条件闘争が繰り広げられていることが示唆された。

北海道で震度5強「後発地震」に該当せず

気象庁によると、4月27日午前5時23分ごろ、北海道浦幌町で震度5強の地震があった。震源地は北海道十勝地方南部で、震源の深さは83cm。地震の規模はマグニチュード(M)6.2。 今回の地震は20日に青森県で青森県で震度5強を観測した地震と直接の関係はないとみられ、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」にはあたらないと説明している。

コスモエネルギー 代替調達の米国産原油到着

コスモエネルギーホールディングス(HD)は4月26日、ホルムズ海峡の事実上の封鎖という中東情勢の緊迫化を受け、日本政府が代替調達を進めていたカリフォルニア州の米国産原油が日本に到着したと明らかにした。代替調達原油の具体的な動きが明らかになるのは初めて。 東京湾内の同社の原油受け入れ設備、京葉シーバス(本社所在地:千葉市)に同日午前、タンカーが到着した。原油は海底パイプライン設備を通じてコスモ石油千葉製油所に送られガソリンなどに精製される。

マラソン男子で初の2時間切り ケニアのサウェー

ロンドン・マラソンは4月26日、ロンドン市街地コースで行われ、男子はセバスティアンキマル・サウェ選手(31)(ケニア)が、史上初めて2時間を切る1時間59分30秒の世界新記録で2連覇を達成した。従来の記録は2023年にケルビン・キプトさん(ケニア)が出した2時間0分35秒で、1分以上も更新した。 女子もティギスト・アセファ選手(29)(エチオピア)が、世界記録を更新する2時間15分41秒で連覇した。

高校野球でビデオ検証 今夏から採用決定

日本高校野球連盟(日本高野連)は4月24日、大阪市内で理事会を開き、審判の判定に対して映像での再確認を求める「ビデオ検証」(リプレー検証)を、今夏の108回全国高校野球選手権大会から採用することを決めた。今後の全国大会でも導入する方針。 検証は、本塁打性の打球やクロスプレー、フェアかファウルかなど広範なプレーが対象となる。判定に疑問がある場合、九回までに1回、監督が球審に検証を求めることができる。判定が覆れば、さらに要求が可能になるが、今夏の甲子園では上限2回までとする。延長に入ると、それまでの回数にかかわらず、1回の権利が与えられる。 判定の公平性を確保するとともに、SNSなどで横行する際どいジャッジに対する誹謗中傷を防ぐため、導入が議論されてきた。

三菱電機 自動車機器事業 鴻海と共同運営検討

三菱電機は4月24日、自動車機器事業について、台湾の鴻海精密工業との共同運営の検討開始に合意したと発表した。両社は電動化や自動運転など、自動車機器分野で協業領域を拡大する。自動車機器子会社、三菱電機モビリティへの50%出資受け入れも視野に検討を進める。 三菱電機は、鴻海の電気自動車(EV)の車体構造に関する知見を活用し、自動運転技術などを含む日本発の高品質なEVプラットフォームの提供を目指す。

農水省 営農型太陽光発電の設置基準 厳格化

農林水産省は4月23日、作物を栽培する畑や水田で太陽光発電を行う「営農型太陽光発電」の設置基準を厳格化する方針を発表した。発電と農業との両立が図られていない、不適切な取り組みに対する規制を強化する。 営農型発電を行うには、①農地の一時転用許可を受けたうえで、一定以上の収穫量を確保する必要がある②今後は農業生産が可能な太陽光パネルの設置が行われるよう、事業者に対して発電設備による遮光率を原則30%未満とする③太陽光パネルを地上から3m以上の高さに設置することを求める④国の営農型発電の調査対象となる農地の面積も現行の4haから2haに引き下げるーーなどが要点。 事業者が是正の指導に従わなかった場合などには、国が事業者に勧告や命令を行うことも明確化する。営農型発電を巡っては、農地に太陽光パネルを設置するだけで、実際には耕作していないなどの不適切事案が発生している。