月別アーカイブ: 2014年6月

ファミマが全農と複合店 3年で30カ所

 ファミリーマートは5月28日、全国農業協同組合連合会(JA全農)とスーパーとコンビニエンスストアの複合店舗を展開すると発表した。31日に1号店を愛媛県伊予市に開業、今後3年で30店まで増やす計画。コンビニで扱う通常の商品に加え生鮮食品なども販売する。
JA全農が手掛けるスーパー「Aコープ」とコンビニの複合店とし、店名は「ファミリーマート+Aコープ」とする。複合店では地元の生産者が野菜を並べる直売コーナーを設けるほか、JA全農ブランドの加工食品なども扱う。店内では食事ができるイートインスペースも設け、24時間営業する。

ローマ法王に三輪そうめん「和製パスタ」献上

 手延べそうめん製造・販売のマル勝高田商店(奈良県桜井市)は5月27日、高田勝一社長がバチカンで、ローマ法王フランシスコに三輪そうめんを献上したと発表した。献上したのは250㌘入り415円(税込み)で販売している「三輪の神糸」3㌔㌘。桐箱に入れて吉野和紙ののしをかけ、奈良市出身で国際的に有名な映画監督である河瀬直美氏に、墨で商品名を書いてもらった。その甲斐合って、法王には「パスタ ジャポネーズ」と喜んでもらったという。
同社のそうめんは乾燥やくっつき防止に一般的な綿実油ではなく、においのすくないイタリア産オリーブ油を使っていることなどがきっかけになった。検討を始めてから3年越しで実現したという。  

JA兵庫六甲が神戸市内に地元農産品の直売所 

 兵庫六甲農業協同組合(JA兵庫六甲、神戸市)は農産物や精肉など取扱商品を、店舗周辺で生産、加工したものに限る新しいタイプの直売所の展開を始める。第1弾の店舗を8月に神戸市西区に開設する。組合員が経営する牧場が精肉売場を設け、自ら肉や加工品を販売する。顧客の反応など利用状況をみて多店舗化も検討する。
 直売所は「マルシェ六甲」:で、8月12日に開店する。神戸市西区櫨谷町にある既存店「農協市場館 レインボーショップ櫨」を移転増床する形で隣接地に設ける。投資額は約3800万円。店舗面積は約180平方㍍で、11台分の駐車場を備える。