月別アーカイブ: 2014年10月

あべのハルカス 元日の入場券10/31からファミマで販売

あべのハルカス 元日の入場券10/31からファミマで販売

近畿日本鉄道は10月29日、高さ日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市)の展望台「ハルカス300」で2015年元旦の初日の出が楽しめる特別入場券を発売すると発表した。展望台フロアから眺めるレギュラーコースは3000円で190枚限定。最上階のヘリポートからのプレミアムコースは4000円で30枚限定となる。全国のファミリーマートの店舗で10月31日から販売する。

大阪都構想めぐる与野党対立に苦言 関西経済同友会

大阪都構想めぐる与野党対立に苦言  関西経済同友会

関西経済同友会の加藤貞男代表幹事(日本生命保険副会長)は10月29日の記者会見で、大阪都構想を巡る与野党対立について、「案を作る方も反対する方も、二重行政の解消については双方賛成のはずだ」と指摘し、建設的な議論に戻るよう求めた。

イネ害虫に強い遺伝子を特定 農業生物研と2大学G

イネ害虫に強い遺伝子を特定  農業生物研と2大学G

農業生物資源研究所と九州大学、名古屋大学の研究グループは10月29日、イネに大きな被害を与える害虫のトビイロウンカに強い遺伝子を、インド産のイネで特定したと発表した。日本産のイネにこの遺伝子を導入したところ、ある種のトビイロウンカに対して強いことを証明した。今後、トビイロウンカに強い別の遺伝子を特定し、中国から日本に飛来する多くのトビイロウンカに対抗する、日本産イネの品種開発が期待される。

冬の味覚ズワイガニ 解禁目前!雌78%増 好漁を期待

冬の味覚ズワイガニ 解禁目前!雌78%増 好漁を期待

冬の味覚・ズワイガニ漁解禁(11月6日)を前に、京都府海洋センター(宮津市)は10月29日、カニの分布調査結果を発表した。過去5年の平均値と比べて雄ガニは7%減少。これに対し、雌ガニは78%の増加だった。同センターは「天候に恵まれて安定的に漁ができれば、雌ガニは好漁も期待できそうという。

ミカン卸値2割安 8月の多雨で糖度低く需要伸びず

ミカン卸値2割安  8月の多雨で糖度低く需要伸びず

商品の出回りが本格化しているミカンの卸価格が安い。東京・大田市場の卸値(相対取引・中値)は主力の熊本産が10㌔当たり1600円前後で前年同期比2割安い。糖度が低いこともあって需要が伸びない。

東京都中央卸売市場の10月中旬のミカンの入荷量は前年同期比2割弱多い。西日本では8月に雨量が多く、実が水を吸って重量ベースの出荷量が増えた。ところが、肝心の実が水を吸いすぎて糖度が低いという。東京都内のスーパーの小売価格は、10個入りの袋が400円前後で、前年に比べ1割程度安い。

京都府 カゴメと連携し、京野菜使い商品開発

京都府  カゴメと連携し、京野菜使い商品開発

京都府はカゴメと共同で、京野菜など京都の食材のブランド価値向上や消費拡大に取り組む。両者は「楽しもう 京の食材パートナー連携協定」を締結。新メニューやレシピを開発、量販店などで消費者に提案していく。

両者は新たにトマトソースと白みそ、京野菜を合わせた「京風トマトソース」を開発。このソースで京野菜や、サワラなど京都の水産物を使ったメニューを、量販店での試食販売などで消費者にアピールする。

また、この提携の一環として、京都府産の新丹波黒大豆とトマトパウダー、生クリームを組み合わせたクッキー「トマくろクッキー」を商品化した。新商品は10月28日に発売し、2015年1月末まで関西エリアで期間限定で販売する。

農研機構と民間企業が国内農家の省力化支援

農研機構と民間企業が国内農家の省力化支援

農業・食品産業技術総合研究機構が民間企業と共同で、省力化装置の開発を進めている。みのる産業(岡山県赤磐市)とは毎秒1.2㍍の高速で除草作業ができる装置を実用化し、2015年度に市販する予定だ。ニッカリ(岡山市中区)とはブドウ園での長時間腕上げ作業を補助する装着器具を完成した。コンバインの機内清掃の負担を軽減する新構造も開発済みで、高齢化の作業負担に悩む国内農家などを支援する。

近畿「持ち直し」7~10月景気判断 全国財務局長会議

近畿「持ち直し」7~10月景気判断 全国財務局長会議

近畿財務局は10月29日の財務相・全国財務局長会議で、近畿2府4県の経済情勢を「持ち直している」と報告し、前回(7月)の判断を据え置いた。消費税増税の影響により、自動車などの個人消費は落ち込んでいるものの、百貨店やスーパーの売り上げは前年水準を上回っているとした。3回連続で判断を維持した。

大阪府がベトナム・ドンナイ省の技能労働者育成支援

大阪府がベトナム・ドンナイ省の技能労者育成支援

大阪府は10月27日、ベトナム技能労働者の育成支援を始めた。南部ドンナイ省から現地教育機関の幹部など6人が来日。府内の中小企業や教育現場を見学する。ベトナムの教育機関に日系企業の人材ニーズや現場ノウハウを浸透させ、進出企業の人材確保に役立ててもらう。

太平洋人材交流センター(PREX)などが協力し、約2週間の研修を実施する。カネカの大阪工場(大阪府摂津市)など5社の製造現場を見学し、安全や品質確保の取り組みを学ぶ。大阪府立淀川工科高校など工業系の学校では、カリキュラムや指導法を習得する。11月6日には大阪市内でドンナイ省の人材育成の取り組みを伝える一般セミナーも開く。

 

マルサヤがシンガポールに日本料理本来の”和食”店

マルサヤがシンガポールに日本料理本来の”和食”店

かつお節卸のマルサヤ(東京都大田区)は11月上旬、シンガポールに和食レストランを出店する。日本料理本来の味にこだわり、2年以上”寝かせた”かつお節や昆布など天然の「だし」のみを使い、だし巻き卵や煮物など日本料理本来の味を広める。