月別アーカイブ: 2015年10月

関西を訪れた外国人旅行客7~9月は75%増の225万人

関西を訪れた外国人旅行客7~9月は75%増の225万人

三菱UFJリサーチ&コンサルタントは10月28日、2015年7~9月に近畿2府4県を訪れた外国人旅行者数が、前年同期比75.7%増の約225万人に上ったとする推計結果を発表した。
また、近畿での外国人旅行客による宿泊や買い物などの消費額は73.6%増の2004億円と算定した。1人当たりの消費額は、関東では16.9%増の17万7000円だったのに対し、近畿は1.2%減の8万9000円となった。

帝国ホテル大阪が11/1「帝国ホテル寄席」開催

帝国ホテル大阪が11/1「帝国ホテル寄席」開催

帝国ホテル大阪(大阪市北区)は11月1日、「帝国ホテル寄席」を開催する。日本を代表する高級ホテルである一方で、天満天神繁昌亭のお膝元であり、毎年7月の天神祭に奉拝船を出すなど”地元密着”も意識している。今回は、高級ホテルで気軽に落語会を楽しんでもらおうというもの。
同ホテルはこれまで、食事付きの落語会などは行ってきたが、どれも「高級ホテル価格」。だが、今回は2部構成で、一般落語会並みの価格に設定した。出演者は笑福亭福笑さんと弟子のたまさん、笑福亭生寿さん、林家染八さんら。

あべのハルカスに「海遊館」? ジンベイザメ出現

あべのハルカスに「海遊館」? ジンベイザメ出現

近鉄不動産(大阪市)は、日本一高いビル「あべのハルカス」の展望台で、窓ガラスに水族館「海遊館」(同)をテーマにした3D映像を投影するイベントを始めると発表した。ジンベイザメやエイといった海遊館の人気者が、高さ約300㍍の夜景の中で泳いでいるかのような様子が楽しめる。11月25日から2016年3月6日まで。展望台の通常の入場料(当日券大人1500円)だけで見られる。日没後から午後9時40分まで実施する。

くら寿司 来店者初の1億人超え 1皿108円好評

くら寿司 来店者初の1億人超え 1皿108円好評

回転ずし「くら寿司」を展開するくらコーポレーションは10月27日、2015年10月期の来店者数が年間で初めて1億人を超えたと発表した。1皿108円に抑えた価格が好評だったほか、デザートやカレーなどサイドメニューも人気だった。
14年10月期の来店者数は9563万人だった。最大手のあきんどスシローはすでに年間1億人を達成している。
くら寿司は1億人突破を記念し、通常1貫216円の「熟成大とろ」と「熟成中とろたっぷり」の2品を半額の108円で、10月30日から11月5日までの期間限定で提供する。

エースコック わかめたっぷりカップ麺

エースコック わかめたっぷりカップ麺

エースコック(大阪府吹田市)は、わかめをたっぷり入れたカップ麺「どっさりわかめ わかめラーメン」を全国のコンビニエンスストアでなどで発売。スープはあさりなど魚介のうまみが利いたしょうゆ味としている。かやくには、香ばしいごまやメンマなどを入れた。希望小売価格は221円。

空き室「民泊」可能に 大阪府議会 全国初の条例案可決

空き室「民泊」可能に 大阪府議会 全国初の条例案可決

マンションなどの空き室を宿泊施設に利用できるよう規制緩和する条例案が10月27日、大阪府議会総務常任委員会で可決された。同日本会議で可決、成立する見通し。大阪市や東京都大田区も同様の条例制定を目指すが、成立は全国初。外国人観光客の急増でホテル不足が続く中、観光業界は「『民泊』が広がれば解消につながる」と歓迎するが、治安面で不安の声もある。
「民泊」は政府が進める国家戦略特区の一つ。旅館業法の例外として、ホテルや旅館以外でも宿泊施設の営業を認める。条例案などによると、①外国語で利用案内をする②7日間以上滞在③冷暖房を備え、清潔な居室を提供-などが要件。保健所を独自に設置する大阪市などを除く37市町村が対象で、2016年4月から実施予定だ。

チムニーがステーキ店出店へ 3年で30店を計画

チムニーがステーキ店出店へ 3年で30店を計画

居酒屋「はなの舞」などを運営するチムニーは11月、鉄板焼きステーキレストランの出店を始める。既存の居酒屋を改装するなどで、今後3年間で30店程度まで増やす計画。同社は漁港直送の鮮魚を使った居酒屋などを強みとするが、赤身肉ブームを受け、肉料理を柱としたブランドを追加する。
「ステーキチムニー」の名称で、1号店を東京都江東区に出店する。客単価は昼食時が1200円程度、夕食事が2000円弱を見込む。アルコールも販売するが、居酒屋ではなく食事主体の店舗とする。今後はフランチャイズ(FC)方式も検討する。

SENSHU 大阪タオル工業組合が国際プロジェクト

SENSHU 大阪タオル工業組合が国際プロジェクト

大阪・泉州地域の地場産業、タオル生産振興に向け大阪タオル工業組合(泉佐野市)が今年度から、国際化プロジェクトを進めている。
同工組は9月半ば、イタリア・ミラノで開催された国際見本市に初出展。工業デザイナー、喜多俊之氏の協力を得て新ブランド「SENSHU JAPAN TOWEL」を発表し、好評を得た。
10月26日、大阪市内で記者会見した中沢茂理事長は「世界的な和食ブームに乗って、泉州のタオルを日本の文化として世界へ発信したい」と抱負を語った。
肌触りが良く吸水性に優れた浴用タオル(幅34㌢、長さ90㌢)を薄紫やピンクなど最近の流行カラー10色に染め、「泉州浴巾(よっきん)」として国内外で販売する。国内では大手百貨店と商談中で、1枚800円程度で発売される見通し。

大阪市 中之島に大学誘致へ まちづくりコンペで

大阪市 中之島に大学誘致へ まちづくりコンペで

大阪市は、市中心部の中之島に進出を希望する大学の提案募集を始めた。2020年度開館を目指す新美術館に隣接する市有地1万2000平方㍍を売却する。文化・芸術拠点としてのまちづくり提案を審査し、優秀者の中から最も高い価格を提示した大学を選ぶ。
応募の要件は4年制・6年制大学・大学院などの付属施設を設置すること。2016年2月に計画の申し込みを受け、最終決定する。25年3月までの工事完了を義務付ける。